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zoom RSS アジアの国での買い物

<<   作成日時 : 2005/04/30 19:14   >>

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東南アジアの国々へ行くたびに物の値段について疑問を持ってしまう。
買い物といっても主として土産物の類である。
中国、韓国、タイ、ベトナムなどの土産物屋や路上の屋台で物を買うときは、結果的に最初の値段の半分以下なっている。
そのためには時間をかけてしつこいほどの値切り交渉が必要となる。日本にはそのような習慣が無いので、初めのうちはひどく無駄な時間に思われた。しかし、慣れてくるとその交渉が楽しくなってくるから不思議である。

基本的に英語が通じないので、交渉は身振り、手振り、筆談、あらゆる手段が使われる。
北京では屋外マーケットへ出かけてみた。
上野のアメ横を髣髴させるほどの規模と混雑である。狭い道に小さな店が軒を重ね、たくさんの人がひしめき合っている。
観光客が物めずらしそうにキョロキョロする中に、多くの地元の人もいる。

日用品、衣類、貴金属、カバン、あらゆるものが店に溢れている。そんななかで、ブランド品専門の店を見つけた。「ビトン」「グッチ」「フェンディ」といった若い女性の喜びそうなバッグがずらりと並んでいる。
ちょうど「ビトン」の財布が欲しかったので、店に立ち寄ってみた。手にとって見るとなかなか出来が良い。本物と言われるとそんな気もする。店の男が出てきて声を掛けた。
「それは最新のタイプだよ。9000円だよ。日本で買うと30000円するよ」
「どうせニセ物だから9000円は高いよ」
「判ったよ。では、5000円にするよ」
「こんなの日本へ帰ったら、見つかって没収されてしまうよ。とても5000円なんか払えないよ」
「いくらなら買うのか」
男は電卓を取り出して私に数字を入れるようにうながした。
私はその電卓に「300」と入れた。男はびっくりして、冗談を言うなというような顔をして私を見た。
私が「ニセ物は捕まるのっ」と言い返すと、男は電卓をたたいて「1000」と言う数字を入れた。
私は再度電卓を取り上げて、「二個買うから」と言い「500」と入れた。
そして再度二個で「1000」と入れた。男は仕方が無いという顔で「オーケー」と言って承諾した。

かくしてほんものそっくりの「ビトン」の財布二個を1000円でゲットすることが出来た。
東南アジアでの買い物交渉はだいたいこんな調子である。
現地で50円ほどの品物を、時間をかけて、30円に値切っている自分に気が付くと可笑しくなってしまう。
先日、同僚とタイへ旅行してきた。タイはシルクが有名である。
色とりどりの女性用のスカーフが一枚1200円で売っていた。
お買い得で荷物にもならず、土産には最適である。早速交渉を始め十枚買うという条件でやっとのことで、一枚300円に負けてもらった。
我々は交渉の首尾に大満足であった。
そこから数分ほどブラブラしていると別のタイシルク屋を発見した。そこには同じスカーフがなんと一枚600円で売っていた。
複雑な思いの中で、お互いに顔を見合わせ再度交渉することにした。
結果的に十枚買うことで、一枚200円になった。

株式用語で「ナンピン買い」と言い、一枚の単価を安くする方法である。先ほどの店での値段を考慮すると一枚250円になったことになる。

さてその週末、有名なマーケットへ出かけてみた。地元の人が対象の市場である。そこでは同じスカーフが十枚1000円で売っていた。
交渉無しで一枚100円である。我々は再びナンピン買いをし、各々二十枚ずつ買い増した。
平均単価は175円になったが、旅行カバンの中は四十枚ものスカーフで溢れていた。
本当の値段はいったいいくらなのだろうか。
アジアの国は値段が全くわからない。以上

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